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小澤征爾氏の総監督専念のお知らせ

小澤征爾氏の総監督専念のお知らせ

 今年1月の水戸室内管弦楽団の公演期間中に体調を崩した小澤征爾氏は、主治医、家族、国内外の関係者と話し合いを重ねた結果、今後1年間は国内外のすべての指揮活動を辞め、体力の回復に努めるべきとの結論に至りました。
 2012年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)においては、オペラ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を指揮する予定で準備を進めてまいりましたが、指揮者を変更し再度準備をさせていただくこととなります。
 小澤征爾氏には、SKFの総監督に専念していただき、プログラムの構成や全体の統括、松本に入ってからはオペラやオーケストラの指導、若手育成などを可能な限り行っていただく予定です。
 ファンの皆さまには、ご心配をおかけいたしますが、SKFをライフワークとしている小澤氏にとっても苦渋の決断であり、当実行委員会としても、今は体力の回復に全力を注いでいただくことが最優先であると考えております。どうかご理解、ご支援をいただきますようお願い申しあげます。
 なお、2012年の公演概要については4月下旬を目途に発表させていただく予定です。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会
実行委員長 草間三郎

岡田正人医師のコメント

2月中旬に小澤さんが体調不良を訴えられ受診された際の検査で、軽度の肺炎を起こしていらっしゃることが分かりました。1週間ほどの入院治療で治癒致しましたが、まだかなりの体力低下が認められるため、主治医として3月17日からの公演を指揮することは避けるべきとの判断を致しました。小澤さんは2010年1月に食道癌手術を受け、その後、かなりの体重減少と基礎体力の低下がありました。熱心にリハビリに励まれ、徐々に本来の活動に復帰されましたが、2010年12月のカーネーギー・ホールでの公演、2011年8月のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のオペラ公演、そして2012年1月の水戸室内楽管弦楽団の公演期間中、あるいは公演後に、いずれも軽度の肺炎を発症し現地での初期治療の後に入院治療を行いました。幸い、ごく最近の検査でも食道癌の再発、転移などは一切認められず、3度の肺炎も問題なく治癒しています。しかしながら、今後も公演スケジュールに合わせての音楽活動の傍らのリハビリでは、小澤さんの体力が本来の指揮活動を行うに十分なまで回復することは困難と考えられます。そこでこの度、私は小澤さんの主治医として、これからの1年間は、じっくりと時間をかけたリハビリと体力の回復に専念できるように環境を整え、指揮活動は一切辞め、体力回復に努めるべきだという判断を致しました。精神的にも余裕をもって適切なリハビリと食事療法を続けることにより必ず小澤さんの体力は回復すると信じております。

聖路加国際病院
岡田正人

小澤征爾総監督のコメント

今年のはじめには、私の病気のことで皆様にご心配とご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんでした。
お陰様で治療は順調に進み、現在体力回復に努めております。ただ主治医のアドバイスに従い、これからの約半年間のスケジュールのうち、8月のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のオペラ公演と10
月中旬から始まるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヨーロッパでの一連の公演、及び同楽団とオペラ公演の両方を指揮するのは 体力的にまだ難しいだろう、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の 公演・ツアーに関しては移動が多く、特に長時間の飛行機での移動はこの段階ではまだ控えた方
がよいだろう、という主治医の<意見に従ったものです。皆様にはまたご心配とご迷惑をおかけしてしま
い本当に申し訳ありません。私自身も大変残念ではありますが、ここは主治医の指示に従い万全を期
したいと思います。


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