1999PROFILE_LOGO/image
CLAYTON BRAINERD/image CLAYTON BRAINERD Name/image
ブレイナードは、1990年にメトロポリタン歌劇場およびサンフランシスコ歌劇場のオーディションでファイナリストとなった。彼のステージでの堂々たる存在感と素晴らしい声は、ヨーロッパ、カナダ、南北アメリカの各地で聴衆を魅了している。

今シーズンはノックスヴィル・オペラでシュトラウスの〈サロメ〉のヨカナーン役を歌ったほか、ポートランド・シンフォニック・クワイヤでメンデルスゾーンの〈エリア〉を、シンシナティ交響楽団およびニュージャージー交響楽団との共演による〈ワルキューレ〉の抜粋でウォータンを、ミネソタ管弦楽団との共演でベートーヴェンの交響曲第9番を、ボルティモア交響楽団との共演でヘンデルの〈メサイア〉を、シアトル交響楽団との共演でバッハの〈マニフィカート〉を、そして小澤征爾指揮ボストン交響楽団との共演でプッチーニの〈蝶々夫人〉を歌った。
来シーズンは、再び小澤の指揮により日本のサイトウ・キネン・フェスティバルで〈ファウストの劫罰〉に出演の予定である。

昨シーズンには、ニューヨークのディカポ劇場で、ニューヨーク・ワーグナー協会のリサイタル・シリーズの一環としてリサイタルを開いた。また、ミネソタ管弦楽団との共演でワーグナーの〈トリスタンとイゾルデ〉のクルヴェナールを、タコマ・オペラでは〈トスカ〉のスカルピアを、日本ではジェラード・シュワルツ指揮新日本フィルハーモニーとの共演で〈ペレアスとメリザンド〉のゴローを、シアトル交響楽団との共演でベートーヴェンの交響曲第9番を歌っている。

これまでの活動としては、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンで、ジェームズ・モリスの代役として〈ワルキューレ〉のウォータンを歌っているほか、ニュージャージー交響楽団との共演で、ムソルグスキーの〈農夫グタシュコの夢〉を歌い、録音もおこなっている。また、ナッシュヴィル交響楽団との共演でコンサート形式によるベートーヴェンの〈フィデリオ〉、ニューヨークの天なる安息教会でのメンデルスゾーンの〈エリア〉、ニューヨークのオペラ・オーケストラとの共演によるカーネギー・ホールでの〈トリスタンとイゾルデ〉のクルヴェナール、スペインのビルバオのテアトロ・エリアガにおける〈トスカ〉のスカルピアなどを歌っている。そのほかに、5夜連続のコンサート形式によるワーグナーの〈ニーベルングの指環〉でウォータンを歌ってニュージーランド交響楽団にデビューも果たした。これは、1997年6月に、アリゾナ・オペラの〈指環〉全曲公演でも、絶賛を浴びた役である。

ワーグナー作品ではウォータン役にとどまらず、〈ニーベルングの指環〉のさすらい人役とグンター役、〈さまよえるオランダ人〉のタイトル・ロールも歌っているほか、〈トスカ〉のスカルピア、〈アイーダ〉のアモナスロ、〈ロメオとジュリエット〉のギャピュレット、〈ペレアスとメリザンド〉のゴロー、〈ファウストの劫罰〉のメフィストフェレスなど、イタリアおよびフランスのオペラのレパートリーも幅広い。また、リサイタルでも各地で活躍している。
(1998.11)


COPYRIGHTS/image