1999PROFILE_LOGO/image
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1987年にスポレート音楽祭で〈ランメルモールのルチア〉のエドガルドを歌ってデビューしたテノール歌手、ジュゼッペ・サッバティーニは、世界各地の主要歌劇場で活躍している。イタリア国内では、ミラノのスカラ座、トリノのテアトロ・レジオ、ナポリのテアドス・サンカルロ、ローマ歌劇場、パルマのテアトロ・レジオ、ボローニャとフィレンツェのテアトロ・コムナーレ、そしてイタリア国外では、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、パリのバスティーユ・オペラ座、シカゴのリリック・オペラ、サンフランシスコ歌劇場、バルセロナのテアトル・デル・リセウ、日本オペラ財団、カーネギー・ホールなどである。

おもなレパートリーとしては、〈ボエーム〉〈マノン〉〈ウェルテル〉〈エフゲニー・オネーギン〉〈ファウスト〉〈リゴレット〉〈清教徒〉〈連隊の娘〉〈ホフマン物語〉〈椿姫〉〈シャモニーのリンダ〉〈ファヴォリータ〉〈ファウストの劫罰〉〈愛の妙薬〉〈フラ・ディアボロ〉〈アンナ・ボレーナ〉〈ファルスタッフ〉〈真珠採り〉〈タイス〉〈ロベルト=デヴリュー〉〈ポルトガル王ドン・セバスティアン〉〈ウィリアム・テル〉〈ロメオとジュリエット〉〈ポントの王ミトリダーテ〉などの主役がある。世界的な指揮者との共演が多く、ブルーノ・バルトレッティ、リチャード・ボニング、ブルーノ・カンパネッラ、リッカルド・シャイー、チョン・ミュン・フン、サー・コリン・デイヴィス、ウラディーミル・デルマン、ダニエレ・ガッティ、ジャンアンドレア・ガヴァッツェーニ、ジェームズ・レヴァイン、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、ケント・ナガノ、ミッシェル・プラッソンなどの名が挙げられる。

コンサート活動も活発で、アムステルダムのコンセルトヘボウ、シュヴェツィンゲン音楽祭、東京サントリー・ホール、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーなどを回り、ロッシーニの〈スタバト・マーテル〉〈ミサ・ソレムニス〉、ドニゼッティの〈レクイエム〉、ダッラピッコラの〈とらわれ人〉などを歌っている。

レコーディングも数多く、カプリッチョ・レーベルで〈シモン・ボッカネグラ〉(1990年)、シャンドスで〈ドン・ジョヴァンニ〉、その他ベルカント集や宗教曲集、モーツァルトのアリア集(カプリッチョ)、アンフォッシの〈ラ・マガ・シルチェ〉(ボンジョヴァンニ)、〈仮面〉(リコルディ/フォニト・チェトラ)、〈ボエーム〉(リコルディ/EMI)などが出ている。最近の録音には、ロッシーニの〈ミサ・ソレムニス〉(リッカルド・シャイー指揮)、クリストフ・ルーセ指揮による〈ポントの王ミトリダーテ〉(デッカ)の他、ドイツのZyxレーベルでイタリア・オペラのアリア集なども出している。

サッバティーニは、コントラバス奏者としてスタートを切ったが、歌手に転向。スポレートの「A.ベッリ」声楽コンクール(1987年)で優勝したほか、1987年にビョルンク賞、1990年にラウリ・ヴォルピ賞、1991年にアッビアティ声楽賞、1996年にティト・スキーパ賞など、数多くの受賞歴をもつ。


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