2005 プログラム
オーケスラトコンサートAプログラム Orchestra Concert : Program A
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出演者プロフィール

アラン・ギルバート (指揮)

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ 瞬く間にトップ・クラスの指揮者へと階段を登り詰めたアラン・ギルバ−トは、世界の一流オーケストラと定期的に共演している。2000年1月よりロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術顧問に就任しているほか、2004/05年シーズンには北ドイツ放送交響楽団の首席客演指揮者も兼任している。多彩なプログラムで知られ、スタンダード・レパートリーだけでなく現代作品の演奏にも定評がある。優れたオペラ指揮者としても頭角を現し、2003年10月よりサンタフェ歌劇場の初代音楽監督を務めている。

2005/06年シーズンも重要な節目となる演奏活動を展開している。2005年10月にはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団とアメリカ・ツアーを行い、同楽団にとっては20数年ぶりとなるカーネギー・ホール公演を行った。また、今シーズンはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シカゴ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団とも共演している。2005年11月に北ドイツ放送交響楽団を率いて日本各地をツアーしており、2006年6月にはスイス・ツアーを予定している。2006年1月にはベルリン・ドイツ交響楽団にもデビューして大成功を収め、『ベルリナー・モルゲンポスト』紙上で音楽評論家クラウス・ガイテルに「鮮烈なベルリン・デビューを果たした新しい指揮台の神」と評された。翌月2006年2月、再びベルリンで、体調を崩したベルナルト・ハイティンクに代わってベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台に立ち、好評を博した。2006年春にはチューリッヒ歌劇場でプッチーニ《トゥーランドット》を指揮し、同年夏にはサンタフェ歌劇場でトマ・アデ《テンペスト》のアメリカ初演と劇団創立50周年記念ガラ・コンサートを振る。

ギルバートはアメリカの一流オーケストラと定期的に共演しており、昨シーズンはサンフランシスコ交響楽団、セントルイス交響楽団、アトランタ交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団を指揮している。シカゴ響との共演は『シカゴ・トリビューン』紙に、「いずれの曲も、エネルギッシュなニューヨークの聴衆の期待を裏切らない素晴らしい演奏だった・・・今後が期待できる若手指揮者の登場である」と評された。最近ではほかに、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ボストン交響楽団、ミネソタ管弦楽団、ボルティモア交響楽団、ナショナル交響楽団、トロント交響楽団も指揮している。2004年6月にはニューヨーク・フィルが、音楽監督ロリン・マゼールの意向により、マゼールの任期最後の3年間にあたる2006/07年から2008/09年シーズンにかけて毎年2週間ずつギルバートを指揮台に迎えると発表しているほか、シカゴ響を定期的に指揮することも決まっている。

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団やハンブルク北ドイツ放響だけでなく、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、トーンハレ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、フランス国立リヨン管弦楽団、マーラー室内管弦楽団など、ヨーロッパでも多数の主要オーケストラと定期的に共演している。  

アジアでは日本を頻繁に訪れており、昨シーズンはストックホルム・フィルと大々的なツアーを行って好評を博したほか、NHK交響楽団とも親密な関係を築いている。また東京交響楽団、札幌交響楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団とも共演している。中国では北京で中国放送交響楽団を指揮し、演奏会の模様がテレビで全国放送された。  

オペラ指揮者としてもヨーロッパおよびアメリカで意欲的に活躍の幅を広げている。チューリッヒ歌劇場のデビュー公演となったツェムリンスキー《白墨の輪》の新演出 は、『ブント』紙(ベルン)に「絶妙なニュアンスと多彩な響きをオーケストラから引き出せる、研ぎ澄まされた能力を備えたスター指揮者。将来が期待できる」と評された。2005年夏サンタフェ歌劇場の新演出《トゥーランドット》と《ピーター=グライムス》は、この期待に十分応える見事なもので、絶賛された。  

アラン・ギルバートはニューヨークに生まれ、ともにニューヨーク・フィルのヴァイオリニストだった両親に幼いころよりヴァイオリンを習った。その後ハーバード大学、カーティス音楽院、ジュリアード音楽院に学び、シーヴァー全米芸術基金指揮者賞(1997年)など数々の賞も受賞している。  

リン・ハレル、ジョーゼフ・カリクシュタイン、チョーリャン・リン、ピンカス・ズーカーマンとの共演など、室内楽にも定期的に取り組んでおり、フィラデルフィア管弦楽団で2年間客演ヴァイオリニストを務めている。また、1993年夏にはサンタフェ歌劇場管弦楽団のアシスタント・コンサートマスターも務めた。1995年から1997年までクリーヴランド管弦楽団の副指揮者を務めていた。

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